【TCK女王盃】7歳馬ビスカリアが重賞初制覇 1番人気のラビットランは3着に敗れる

スポーツ報知
優勝したビスカリア

◆第22回TCK女王盃・交流G3(1月24日、ダート1800メートル、大井競馬場、良)

 JRA5頭を含む13頭の牝馬によって争われ、森泰斗騎手が手綱を執った6番人気のJRAのビスカリア(牝7歳、栗東・山内研二厩舎)が直線で内めから抜け出すと後続を突き放して快勝。1600万からの格上挑戦で臨んだ2度目の重賞挑戦で初制覇を果たした。

 5馬身差の2着は、的場文男騎手が騎乗して後方から内を差し込んだ地元・大井の9番人気、マルカンセンサー。1番人気のラビットラン(ミルコ・デムーロ騎手)は2着から1馬身3/4差の3着に終わった。3連単は99万7380円の高配当となった。

 森泰斗騎手(ビスカリア=1着)「うれしいのひと言です。以前に乗せてもらっているので、どのくらいの脚を使えるかは分かっていたので、それを生かせるように、と思っていた。きょうはラチ沿いが(馬場状態が)良かったので、ラチから離れないぞという思いで乗っていた。あとは、ミルコの馬(ラビットラン)が来ないでくれと思っていました。道中は自分のリズムで走っていたし、最後までいい走りで“見たか”という感じでしたね。地方の深いダートの経験がなかったので、心配していましたが、直線はいい伸びで杞憂(きゆう)でしたね。(ノルマンディーサラブレッドクラブの所有で)会員さんがたくさんいる馬なので、自分なりにいい仕事ができたと思います」

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