【京都牝馬S】アルーシャ、精神面成長!3頭併せの真ん中でも動じず伸びた!

スポーツ報知
3頭併せの真ん中から伸びてきたアルーシャ(中)

◆京都牝馬S追い切り(13日・美浦トレセン)

 第54回京都牝馬S・G3(16日、京都)で重賞初制覇を狙うアルーシャが13日、美浦トレセンで最終追い切りを行った。Wコースでフラットレー(4歳500万)を3馬身追走、ファストアプローチ(4歳1000万)には2馬身先行の3頭併せ。直線は2頭の間に入って、4ハロン53秒3―12秒6で前者と併入、後者には半馬身先着した。藤沢和調教師は「順調にきている。真ん中に入っても馬なりのままだし、本当に穏やかになったね」と精神面の成長に目を細めた。

 昨年のクイーンC(3着)以来の重賞挑戦だが、藤沢和師の期待は大きい。「もともといい馬だったけど、以前は勝ち気だった。今は重賞で引っかかった頃とは全然違う。前走も1600メートルがどうかと思っていたが、折り合いがついていい勝ち方だった」。キャリア7戦で【4120】。おとなになった素質馬が、虎視たんたんとタイトルを狙う。(西山 智昭)

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