【東京4R新馬】16番人気のチバタリアンが激走V 2月末引退の柴田調教師も笑顔

スポーツ報知
優勝したチバタリアン(カメラ・成海 晃)

 2月16日に行われた東京4R・3歳新馬(ダート1400メートル=16頭立て)は、16番人気のチバタリアン(牝、父キャプテントゥーレ、美浦・柴田政人厩舎)がゴール寸前で外から差し切り、頭差で勝利を飾った。勝ちタイムは1分27秒7。

 4角12番手で最後の直線に突入。メイショウカスガとノボオリエンスが激しいデッドヒートを繰り広げる中、外から猛追した。上がり最速の37秒4の脚を使って、ゴール寸前で2頭をかわした。16番人気で単勝は1万1670円。鞍上の宮崎北斗騎手も「(騎乗は調教も含めて)初めて。まだ使ってからかなと思っていた。しまいいい脚を使ってくれた」と興奮気味に話した。

 柴田政人調教師は今年2月末に定年引退を迎える。引退前に最高の勝利を手にした大ベテランは、「2度除外になって、仕上がりは進んでいた」と笑顔。周囲から握手攻めにあっていた。

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