【京都牝馬S】9番人気のデアレガーロが重賞初V 昨年2着の悔しさ晴らした

スポーツ報知
デアレガーロ(左)がリナーテ(右)に半馬身差をつけ重賞初制覇

◆第54回京都牝馬S・G3(16日、京都・芝1400メートル、良)

 芝1400メートルの牝馬限定重賞は17頭立て(ディメンシオンが出走取消)で争われ、池添謙一騎手騎乗で、9番人気だった昨年2着のデアレガーロ(5歳、美浦・大竹正博厩舎)が直線で抜け出し、重賞初制覇を飾った。勝ち時計は1分21秒0。

 半馬身差の2着に、7番人気のリナーテ(武豊騎手)が続き、13番人気のアマルフィコースト(坂井瑠星騎手)が3着に入った。

 池添謙一騎手(デアレガーロ=1着)「ゲートをしっかり出て、少しかかるところのある馬ですが、折り合いがついて、いい形で直線を迎えることができました。プラス32キロはどうかと思ったけど、しっかり絞ってのものと聞いたので大竹調教師を信じて乗りました。去年は惜しいところで2着だったので、借りを返すことができました。落ち着きが出てきました。(デアレガーロに)初めて重賞を勝たせることができたので、これからも頑張っていきたいです」

 大竹正博調教師(同=1着)「京都は3回目ですが相性がいいですね。去年は4コーナーでバランスを崩したけど、今年はしっかり走ってくれました。今後については左回りに良績のない馬ですから…。一度、放牧に出して、じっくり考えたいと思います」

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