今年の愛知杯覇者ワンブレスアウェイが引退 繁殖入り

スポーツ報知
3月9日の中山牝馬Sで11着に敗れたワンブレスアウェイ

 JRAは3月15日、19年の愛知杯・G3を制したワンブレスアウェイ(牝6歳、美浦・古賀慎明厩舎)が同日付で競走馬登録を抹消したと発表。今後は北海道白老町の(有)社台コーポレーション白老ファームで繁殖馬となる予定。

 同馬は父ステイゴールド、母ストレイキャット(父ストームキャット)の血統。15年10月に東京でのデビュー戦を勝利。手堅い走りを続けて4歳夏にオープン入りすると、その後は5歳時の18年6月にマーメイドSで2着に入るなど牝馬限定重賞を中心に活躍した。所属するサンデーレーシングのクラブ規定で、6歳春での繁殖入りが決まっており、そのラストイヤーとなった今年初戦の愛知杯で、8番人気ながら好位から抜け出し、待望の重賞初制覇を果たした。先週3月9日の中山牝馬S(11着)がラストランとなった。

 通算成績は23戦6勝。通算獲得賞金は1億5160万円。

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