【次回注目馬】17年2歳女王ラッキーライラックの半弟ライル4着「ちょっと離された」

スポーツ報知

◆ライル(3月16日、中山6R・3歳未勝利、芝2000メートル=4着)

 最内枠でスムーズに発馬。そのまま内を通り、最後の4角で外に出した。4角5番手から最後は石橋脩騎手が必死に右ステッキを振り、なんとか上位に食らいつこうとした。ゴール直前でナミブをなんとかかわし、4着入線となった。「ちょっと離されましたね。(直線に入るときに)勢いがついてなかったんで」と石橋騎手。0秒6差だが、能力は決して劣っていない。

 父はディープインパクト、母はライラックスアンドレース。2017年の阪神ジュベナイルフィリーズを制したラッキーライラックの半弟だ。この日も当然のように人気を集め1番人気だったが、応えられなかった。「道中も気を抜かせないように、かかり気味に走らせた」と石橋。最後の意地は次につながる。(恩田 諭)

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