【次回注目馬】瞬発力が魅力のメイショウランセツ 昇級後も侮れない

スポーツ報知

◆メイショウランセツ(3月17日、阪神3R・3歳未勝利・ダート1800メートル=1着)

 雨の影響で脚抜きのいい馬場になったが、1000メートルの通過は1分5秒7の超がつくほどのスローペース。後方からでは厳しい流れになりながらも、残り800メートルの地点から勢いをつけ、外を回って息の長い末脚で差し切った。

 池添謙一騎手は「チークピーシーズをつけた効果もあり、勝負どころから頑張って、直線でもいい脚を使ってくれました。さばきやすい頭数(9頭立て)でメンバーに恵まれた感じもありますが、勝ってくれて良かったです」と振り返った。

 1800メートルへの投入2走目で待望の初勝利。時計の遅い決着(1分56秒3)で一見、レベルは低そうだが、それは前半の流れが緩かったから。先行有利のペースで後方から差し切っており、上のクラスでも軽視できない瞬発力がある。500万でも条件さえそろえば一発の可能性があり、狙ってみる価値はある。(内尾 篤嗣)

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