【高松宮記念】驚異!モズスーパーフレア、自己ベスト49秒2
スポーツ報知
◆高松宮記念追い切り(20日・栗東トレセン)
驚異の時計を叩き出した。モズスーパーフレアは栗東・坂路を単走。序盤から勢いよく加速すると、2ハロン目と3ハロン目は11秒9を計時。手綱を軽く押されたラスト1ハロンも軽快に12秒5でまとめ、自己ベストを0秒7上回り、この日の一番時計となる49秒2をマークした。
今回は中2週と間隔が詰まる一戦。速すぎるほどの時計が出たが「無理はしてなかったですし、馬の気分を重視しました。気合が乗り過ぎているということはないですよ」と、騎乗した生野助手は状態面に太鼓判を押す。
追い切り後、カイバをしっかりと食べている姿を確認した音無調教師も「今日は馬場が速いからね。いつも通りの走りだと思う」と納得の表情を浮かべた。一戦ごとにスピードを磨き、勢いを見せつけるような最終追い。一気に頂点まで駆け上がる。(山本 武志)