【大阪杯】ブラストワンピース、すごみ増した!池添騎手「一番いい」

スポーツ報知
池添が騎乗したブラストワンピース(手前)は豪快なフットワークを披露

◆大阪杯1週前追い切り(21日・美浦トレセン)

 昨年の有馬記念を制したブラストワンピースは21日、大阪杯・G1(31日、阪神・芝2000メートル)に向けて、美浦のWコースで1週前追い切りを行った。

 力強い動きに一層、すごみが増してきた。6ハロンから10馬身以上も前を行くショウナンカンザシ(3歳未勝利)を目標にして、ペルソナデザイン(3歳500万)を約4馬身追走。3角過ぎから内に進路を取って、4角でペルソナに並んだが、前とはまだ5馬身ほどの差があった。それでも鞍上の池添が手綱を押すと、重心が沈んで豪快なフットワークを駆使。グイグイ伸びて、3頭が馬体を並べてゴールした。

 時計は6ハロン81秒6―12秒1。「素軽かったし、体も柔らかい。トモ(後肢)もしっかりしてきました。今まで乗った1週前の追い切りの中で一番いい。これでもう1段階上がってくれると思います」と池添は絶賛するばかりだ。

 以前に見せたゲートの不安もない。「きのう(20日)ゲートの駐立をしたけど、ガタガタしていたのがうそのようにピタッとしている。古馬になってきました」と大竹調教師は手応え十分。2つ目のG1タイトル奪取へ、視界は明るい。(春木 宏夫)

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