【日経賞】クリンチャーは7着 三浦「天皇賞のいい前哨戦になった」 昨秋豪州遠征以来のチェスナットコートは9着

スポーツ報知
7着のクリンチャーと三浦皇成騎手

◆日経賞・G2(3月23日、中山・芝2500メートル、稍重)

 12頭立てで争われ、武豊騎手騎乗で3番人気だったメイショウテッコン(牡4歳、栗東・高橋義忠厩舎、父マンハッタンカフェ)が逃げ切り、重賞2勝目をマーク。天皇賞・春(4月28日、京都)の優先出走権を手にした。勝ち時計は2分34秒2。今月15日に50歳の誕生日を迎えていた武豊騎手は、50代になっての重賞初制覇となった。

 1番人気のエタリオウ(ミルコ・デムーロ騎手)が道中で位置取りを上げ、交わしにかかったが2着まで。これで2着は7回目となった。

 4番人気だったサクラアンプルール(横山典弘騎手)が3着に続いた。

 三浦騎手(クリンチャー=7着)「スタートして反応したが、最初のコーナーでリラックスした。いいころの感じに戻っているし、天皇賞のいい前哨戦になった」

 池添騎手(ブラックバゴ=8着)「折り合いをつけなくてはいけない馬で、ゆっくり後方から行ったけど、1、2番手が残るペース。展開が向かなかった」

 坂井騎手(チェスナットコート=9着)「道中はリラックスしていて、エタリオウをマークして進めた。ただ、ペースが上がってついていけなくなった」

 蛯名騎手(カフェブリッツ=10着)「途中までいい感じで行けたけど、ペースが上がってからが…。いくらか疲れがあるかも」

 石川騎手(グランアルマダ=12着)「自分のスタイルで運べなかったが、年齢的なものもあるかも」

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