【韓国国際競走】モーニンはコリアスプリントV、ロンドンタウンはコリアC連覇

スポーツ報知
ゴール前の叩き合いを制したモーニン(右から3頭目)

 韓国国際競走が9日、韓国・ソウル競馬場で行われた。コリアスプリント・韓国G1(ダート1200メートル)は、日本馬のモーニンがゴール前の競り合いを頭差で制して海外重賞初制覇。コリアC・韓国G1(ダート1800メートル)は、昨年の覇者ロンドンタウンが15馬身差で連覇を飾った。

 ◆モーニン 父ヘニーヒューズ、母ギグリー(父ディストーティドヒューマー)。栗東・石坂正厩舎所属の牡6歳。米国・エンパイア エクインLLCの生産。通算21戦8勝(うち海外1戦1勝、地方6戦0勝)。主な勝ち鞍はフェブラリーS・G1(16年)、根岸S・G3(16年)。馬主は馬場幸夫氏。

 藤井勘一郎騎手(モーニン=1着)「スタートから早め早めに前へつけようと思っていましたが、他の馬も速く、外側からずっと寄せられ、非常に厳しい展開になりました。最後までまったく気を抜けませんでしたが、良い結果が出て本当に良かったです」

 ◆ロンドンタウン 父カネヒキリ、母フェアリーバニヤン(父オナーアンドグローリー)。栗東・牧田和弥厩舎所属の牡5歳。北海道新冠町・松浦牧場の生産。通算27戦8勝(うち海外2戦2勝、地方2戦1勝)。主な勝ち鞍はエルムS・G3(17年)、佐賀記念・交流G3(17年)。馬主は薪浦亨氏。

 岩田康誠騎手(ロンドンタウン=1着)「ハナを切るつもりでしたが、外から先に行きたがる馬がいたので、先頭は譲りました。去年に比べ、馬はリラックスできていましたし、力をつけてきたのが結果につながったと思います」

競馬

×