田嶋会長、日本代表監督クリンスマン氏は「99%ない」

2018年7月11日6時0分  スポーツ報知
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 日本サッカー協会の田嶋幸三会長(60)が10日、W杯視察のためロシア出発前の成田空港で取材に応じ、西野朗監督(63)の後任として日本代表監督の最有力候補に挙がったドイツ、米国代表監督を歴任したユルゲン・クリンスマン氏(53)の就任について「99%ない」と否定した。リストには同氏も含めて複数の名前が入っており、今後も絞り込み作業を続ける。

 日本協会側と水面下で接触したとの情報があるクリンスマン氏の次期監督就任について、田嶋会長は「99%ない。優秀で人柄も素晴らしいけど、寝耳に水という感じだった。俺は(交渉のため)会ったこともない」と否定した。クリンスマン氏も7日、滞在先のモスクワで「うわさは真実ではない」と語っている。正式オファーに至らず、水面下での交渉は決裂したとの情報もある。

 日本協会では複数の候補をリストアップしている。田嶋会長に対しても、海外から「1ケタ」の逆オファーが届いており、近日中にモスクワで関塚隆技術委員長(57)と選定について話し合う予定。一方で現地で候補者との面談については否定した。会長は一時帰国した5日までの間にモスクワで、フランス人のアーセン・ベンゲル氏(68)と会ったことも明かし「サッカーの話はしたが、監督の話はしていない。今はちょっと休みたい、という感じでおっしゃっていた」とも語った。また、7月末での退任が発表されている西野監督の続投に関しては「100%ないと思う」と明言した。

 会長は監督の条件について「日本サッカーの発展に寄与する人。ただ、絶対に日本人だというのもおかしい」と、外国人も候補に入れている方針を改めて示した。新監督の決定時期に関しては「慌ててやるつもりもないが、8月や9月に遅らせる必要もない」と語った。候補者は7月20日の技術委員会で推挙される予定。負担が大きいとの指摘も多いが、U―21日本代表監督の森保一氏(49)のA代表との兼任案を推す声もある。いずれにしても20日の最終選定を受けて、田嶋会長は26日の理事会での承認を目指す方針だ。

 ◆クリンスマン氏を巡る動き

 ▼6月14日のW杯開幕前 クリンスマン氏に近い関係者によると、日本サッカー協会・田嶋会長がドイツを訪問。大会期間中に田嶋会長が同氏と接触したとの情報も。

 ▼7月2日 日本代表の敗退を受け、次期監督人事が本格的にスタート。同氏がリストアップされていることが判明。

 ▼5日 西野監督の今月末での退任が発表される。

 ▼6日 クリンスマン氏が日本代表監督就任に強い興味を示していることが判明。近い知人は「(同氏は)興味を持っている」と語った。

 ▼7日 滞在先のロシア・モスクワでスポーツ報知の単独取材に「日本でのうわさは真実ではない。推測にすぎない」と話し、監督就任が間近に迫っていることは否定。

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