森保監督、A代表就任後初J視察「個の部分見ていきたい」

スポーツ報知
仙台対C大阪の視察に訪れた日本代表の森保監督

 日本代表とU―21代表の兼任監督に就任した森保一監督は28日、重要な選考基準として「個の力」を挙げた。Jヴィレッジ訪問後、A代表監督に就任して初めてJリーグ仙台―C大阪(ユアスタ)を視察。「まずは個の部分で特長を見ていきたい。何がその選手の武器なのかを見られれば」と明かした。

 ロシアW杯決勝トーナメント1回戦では、組織力でベルギーに対抗したが、最後は個の力でねじ伏せられた。その光景を現場のコーチとして目の当たりにした。20年東京五輪、22年カタールW杯での躍進には、個々のレベルアップが不可欠なだけに、今後の視察でも個人に注目していく。

 この日は、U―21代表候補のDF板倉滉(21)=仙台=をチェック。「安定感があった」と評価した上で、失点につながるファウルを与えたプレーについて「改善してもらいたいところ。そこは冷静にプレーを」と求めた。A代表監督としての初視察で、新指揮官のこだわりが垣間見られた。(内田 知宏)

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