ヤングなでしこ世界一へ王手 25日にスペインと決勝

スポーツ報知

◆U―20女子W杯準決勝(20日、フランス・バンヌ)

 日本の「ヤングなでしこ」がイングランドを2―0で下し、初の決勝進出を決めた。24日(日本時間25日午前2時30分)からの決勝でスペインと対戦する。前半22分に植木(日テレ)が3試合連続の今大会5点目を決めて先制。27分には遠藤(JFAアカデミー福島)が追加点を奪い勝負を決めた。日本は2大会連続6度目の出場だが、これまでの最高成績は2012、16年の3位だった。

 これまで2度敗れている準決勝の壁を初めて突破した若きイレブンを、池田監督は「世界一という目標にあと一つまで迫れた。選手のプレーには満足している」とたたえた。

 前半22分、中央でパスをつないで植木へ。相手を背負いながら、得意な形という反転からのシュートでゴール左に先制点を決めた。27分には宮沢のシュートがクロスバーに当たったが、はね返りを遠藤が押し込んだ。決勝で対戦するスペインには1次リーグで敗れている。「必ず勝って優勝したい」と長野。世界一が、すぐそこまで見えてきた。

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