【なでしこ】Ｕ２０初の決勝進出！植木女子Ｕ―２０Ｗ杯準決勝３戦連発で

◆女子Ｕ―２０Ｗ杯準決勝　日本２―０イングランド（２０日・フランス）

　Ｕ―２０女子Ｗ杯は２０日、フランスのバンヌで準決勝が行われ、日本はイングランドに２―０で快勝して初の決勝進出を果たした。２４日午後７時３０分（日本時間２５日午前２時３０分）からの決勝でスペインと対戦する。

　日本は前半２２分、ＦＷ植木理子（日テレ）が３試合連続となる今大会５点目で先制。同２７分、先制点をアシストした１８歳でチーム最年少のＭＦ遠藤純（ＪＦＡアカデミー福島）の２試合連続弾で加点した。

　１２、１６年大会はともに準決勝で敗退。終盤に押し込まれても我慢強く耐え切り“３度目の正直”で決勝進出。遠藤は「自分たちのプレーを出しつつ、守り切れるところは以前よりできている。すごく大人になった」と成長ぶりを実感する。

　２大会連続６度目の出場となる日本の最高成績は３位。集大成となる大一番へ、池田太監督（４７）は「このチームで積み上げてきたものには自信を持っている」と初の頂点を見据えた。