シュミットが感じた代表と仙台の練習の違い「球際の激しさとか、レスポンス」
サッカー日本代表は7日の親善試合・チリ戦(札幌ドーム)で、森保一監督(50)のもと、2022年カタールW杯への第一歩を刻む。ベガルタ仙台から代表に選出されたGKシュミット・ダニエル(26)も3日から始まった代表合宿に合流。代表デビューに向けてアピールしている。197センチと、リーグ随一の長身を誇るシュミットに、代表の雰囲気や仙台との違いを聞いた。
―代表の雰囲気はどう感じる?
シュミット「スピード感がだいぶ速いんで、そこに慣れる必要があると思いますけど、やっていて面白いです。チームも3バックなんで、そこはあんまり苦労しないかなと思います」
―16年10月にGKだけの合宿で、代表には参加している。違いは感じるか。
シュミット「全然、違いますね。フィールド(プレーヤー)がいるか、いないかでは、やる練習も違うし、今回は試合に向けた練習ということでみんなインテンシティ(練習の強度)も高いし、いい雰囲気の中でやれている」
―仙台の練習と違いは?
シュミット「球際の激しさとか、レスポンスです。自分がついてないマークの人に出されても、すぐ寄せてくるというか、そういう部分ですね。(GKの練習は)チームはもうちょっとゆっくり、スローペースで強弱つけてやる感じですけど、代表は早く体を作ってフィールドに合流するって感じ。まだ少ししかやっていないんで、あんまり代表の練習がこんな感じだとは分からないですけど」
―自身の、4年後のイメージは、どう持っているか。
シュミット「実力だとか試合経験が全然足りないのは分かっていますし、そこはあまり焦らず、今回経験できたことをしっかりチームに持ち帰って、また次、呼ばれるように、リーグで結果を出して…っていう積み重ねだと思う」
―代表経験のあるGKと練習をして、自分の現在地をどう感じたか。
シュミット「現在地などは、自分で決めなくていいと思っています。自分は精いっぱいやって、客観的にスタッフが見て、どうなるかっていうところだと思うんで、他と比べてどうかというよりも、自分と向き合ってやるだけです」