堂安“実家”で代表最年少デビュー弾だ「日本でやったスタジアム楽しみです」

スポーツ報知
明るい雰囲気でミニゲームを行った日本代表イレブン(左から小林、南野、槙野、堂安=カメラ・竜田 卓)

 リラックスした表情で練習をこなした堂安は“実家”と表現するスタジアムでの代表デビューを心待ちにしていた。コスタリカ戦の会場は、ジュニアユース時代からオランダに移籍した17年途中まで所属したG大阪の本拠地・パナソニックスタジアム吹田。17年4月21日の大宮戦ではJ1初ゴールも決めており「一番、日本でやったスタジアムですし、思い出はあるので楽しみです」とうなずいた。

 7日の紅白戦では20年東京五輪世代で唯一、1本目に主力組でプレー。その中でも鋭い縦パスを武器とするMF青山は「欲しいタイミングで出してくれる。自分にとってすごくいいパサーの選手だと思うので、特徴は出しやすいと思います」。主将との“ホットライン”開通に手応えを感じ取った。

 93年のJリーグ発足以降、代表デビュー戦でゴールを決めたのはMF柴崎岳(ヘタフェ)の22歳104日が最年少。コスタリカ戦で得点すれば20歳87日で最年少デビュー弾となる。代表定着に結果が必要なことは理解しており「絶対に負けないというところは出していきたい」と言い切った。森保ジャパンの第1号とエースの座を狙う20歳が、大きな野望を胸に大阪凱旋を果たす。(金川 誉)

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