森保ジャパン初陣コスタリカ戦は午後7時20分開始…世代交代に向け堂安、中島ら若手に期待

スポーツ報知
練習中、笑顔を見せる堂安(2018年9月10日、パナソニックスタジアム吹田)

 森保ジャパンの初陣となる国際親善試合コスタリカ戦は11日の午後7時20分、大阪・吹田市のパナソニックスタジアム吹田でキックオフとなる。6日未明に起きた北海道胆振(いぶり)東部地震の影響で、7日のチリ戦(札幌ドーム)が中止となり、2020東京五輪を目指すU―21日本代表も兼任する森保一監督(50)にとって、コスタリカ戦が2022年カタールW杯に向けたはじめの一歩となる。国際サッカー連盟(FIFA)のランクは日本55位、コスタリカ32位。

 世代交代を目指す森保監督は、今回の代表にロシアW杯で海外組の主力だったFW大迫勇也(ブレーメン)、原口元気(ハノーバー)らの招集を見送り、ロシアW杯メンバーは3人(GK東口順昭、DF槙野智章、MF遠藤航)だけ。代わりに、東京五輪世代のMF堂安律(20)=フローニンゲン=、MF伊藤達哉(21)=ハンブルガーSV=、DF冨安健洋(19)=シントトロイデン=の3人を初選出。さらにリオ五輪世代もMF南野拓実(23)=ザルツブルク=、中島翔哉(24)=ポルティモネンセ=らリオ五輪世代の10人を招集するなど、フレッシュな陣容となった。

 年内は10、11月と国内での国際親善試合を4試合残しており、森保監督はタイミングを見て海外組の主力を招集する見込みで、来年1月のアジア杯(UAE)に向けてチーム作っていく。若手にとっては、アジア杯メンバーへの生き残りと、代表定着、主力の座確保に向けてコスタリカ戦は勝利を目指すとともに、重要なアピールの場となる。

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