【浦和】柏木―興梠のホットラインさく裂!今季J最多5万5689人を前に4発完勝

スポーツ報知

◆明治安田生命J1リーグ 第27節 浦和4―0神戸(23日・埼玉スタジアム)

 J1浦和は23日、ホームで神戸と対戦した。今季J最多の5万5689人の観衆が訪れたなか、前半23分に浦和MF青木拓矢がミドルシュートを決めて先制。同42分にはFW興梠慎三が、右内転筋痛から復帰したMF柏木陽介のスルーパスから、8試合ぶり今季11点目で加点した。後半には、MF武藤雄樹が2試合連続得点したほかMF長沢和輝が今季初得点し、4―0で完勝した。

 「今季1番のアシスト。サッカーやっていて一番気持ちのいい瞬間」。柏木がこう振り返るのは、エースFWとのホットラインで生まれたチーム2点目。タイミングと技術が完璧に出会った得点だった。柏木の低いスルーパスに、興梠が1バウンドした直後に左足を合わせた。相手に最も警戒されるDFラインのど真ん中を突いた。エースストライカーは「あのようなパスを出せるのは陽介の特長だと思うし、パスを引き出すのは自分が得意なプレー。触るだけだった。一瞬のスキをつけたかな」と振り返った。

 今季初めてチケットが完売した埼玉スタジアム。興梠は「今日、皆さん、イニエスタを見に来たと思いますし、個人的にもイニエスタが出なくて残念でした。そんななか、(浦和のファン、サポーターには)いい思いをして帰って欲しいなと思っていたので、こういう風に4点入って、少しは楽しんでもらえたのかなと思います」と話していた。

サッカー

×