森保ジャパンが日本史上最大の番狂わせ…FIFAランク49差の格上ウルグアイを撃破

スポーツ報知
前半、大迫のゴールに喜ぶイレブン(カメラ・川口 浩)

◆キリンチャレンジカップ2018 日本4―3ウルグアイ(16日・埼玉スタジアム)

 FIFAランク54位の日本代表は16日、国際親善試合で同5位の強豪ウルグアイ代表と対戦し4―3で勝利した。FIFAランクトップ10からの勝利は5例目で、ランク差49は日本史上最大のジャイアントキリング。森保一監督は日本史上4例目となる初陣から3連勝を飾った。

 3―0で勝利した12日のパナマ戦から先発を9人変更した日本は、森保一監督から主将に指名されたDF吉田麻也(サウサンプトン)が森保ジャパンで初出場。強豪相手に先制点の欲しい日本は前半10分、MF中島翔哉(ポルティモネンセ)からのパスを受けたMF南野拓実(ザルツブルク)がペナルティーエリア内で右足シュート。ボールはGKの足に当たりネットを揺らし、南野の3試合連続得点で先制に成功。A代表初得点から3戦連発は日本代表史上5人目となった。

 ウルグアイは28分、セットプレーからFWペレイロに決めて同点。日本は36分、MF中島のシュートを相手GKがはじくと、つめていたFW大迫勇也(ブレーメン)がGKの股を抜くシュートをゴール左に決め勝ち越し。2―1で前半を折り返した。

 後半は12分にFWカバニに決められ同点とされたが、14分に東京五輪世代の20歳、MF堂安律(フローニンゲン)が代表初ゴールを決めて3―2と再び勝ち越した。同21分には南野がこの日2点目を奪って突き放した。その後、1点を返されたが4―3で終了の笛が鳴った。

 ▽日本のFIFAランクトップ10からの勝利

 ・01年7月 10位パラグアイ(23差)

 ・04年4月 9位チェコ(17差)

 ・10年10月 5位アルゼンチン(25差)

 ・13年11月 5位ベルギー(39差)

 ・18年10月16日 5位ウルグアイ(49差)

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