森保ジャパン、長友代役に横浜M・山中亮輔が浮上

スポーツ報知
左SBで長友の代役に浮上した横浜M・山中

 森保ジャパンの左サイドバック(SB)候補に横浜MのDF山中亮輔(25)が浮上していることが31日、分かった。森保一監督(50)はシーズンを通して活躍するレフティーを高く評価しており、今月の親善試合(16日・ベネズエラ、20日・キルギス)に呼ぶことを検討しているもようだ。

 左SBは新戦力が必要な状況だ。10月16日のウルグアイ戦で先発したDF長友が肺気胸の手術を受け、当面は治療に専念。有力候補の川崎DF車屋も負傷明けで、万全なのは広島DF佐々木だけ。代役について指揮官は「これまで視察してきた中で他のスタッフと話して決めていきたい。上下動できる運動量に加えて、いい守備からいい攻撃に移っていける選手になると思う」と話している。

 そこで浮上したのが山中だ。今季横浜Mではここまでリーグ戦全30試合に出場。左足の正確なクロスと強烈なミドルシュートが武器で、SBながら4得点をマーク。セットプレーのキッカーも任されており、課題だった守備も改善している。

 他にも鹿島DF安西幸輝、湘南のU―21日本代表DF杉岡大暉らも候補に挙がっており、来月上旬の代表発表まで精力的に視察を重ねる予定。「11月もいろいろな選手を試していきたい」という指揮官が、長友の離脱を代表の底上げにつなげる。

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