南野、堂安、中島“新ビッグ3”今冬ビッグクラブ移籍の可能性を調査してみた

スポーツ報知
別メニューで調整する南野(右)と堂安

 日本代表MF南野拓実(23)、MF堂安律(20)、MF中島翔哉(24)の“新ビッグ3”が、今冬ビッグクラブへ移籍を果たす可能性についてスポーツ報知で独自調査を行った。森保ジャパンで新エースの座を争う3人が描くステップアップへの“青写真”を探った。大分市内での代表合宿2日目の13日は、ゲーム形式の練習などが行われた。

 代表3戦連続ゴールの南野、10番を背負う中島、ウルグアイから代表初ゴールを挙げた堂安の価値が、ここ数か月で高騰していることが判明した。ともに欧州主要リーグ移籍を目指すが、堂安が「代表の影響力はすごいなと思う部分もある」と語るように、取り巻く状況は変化している。

 ザルツブルクの南野は今夏にスペイン2部からオファーがあったが、1部移籍を目指し残留。現在は同1部クラブから興味を示されている。スペインはEU圏外選手はベンチ入り3人までの外国人枠があるため、シーズン途中の今冬移籍にはハードルがあるが、評価が高まっているのは確かだ。

 堂安は今夏、ロシアの名門・CSKAモスクワから1000万ユーロ(約13億円)の移籍話があったが、クラブが拒否。今冬はイタリアの名門・ユベントスなどビッグクラブからの関心が欧州で報道されるなど、争奪戦の様相。本人はチャンピオンズリーグ出場クラブ移籍を目指しており、ステップアップを果たす可能性は高まっている。

 ポルティモネンセで2年目を迎える中島は、ポルトガル紙の報道では移籍金4000万ユーロ(約51億円)に。高額な移籍金がネックとなる可能性はあるが、評価は高まる一方だ。

 欧州では各クラブが世界でのブランド力を高めるために各国代表を獲得し、その国のファン獲得で市場拡大を狙う傾向がある。日本での知名度も一気に高まりつつある3人が、次の代表戦を経て、どんなステップアップを果たすのか注目だ。

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