森保監督「大迫に代わる選手がなかなかいないのが現状」2、3番手の台頭求める

スポーツ報知
後半、激しいアクションで抗議する森保監督

◆国際親善試合 日本1―1ベネズエラ(16日・大分銀行ドーム)

 日本代表は、大分・大銀ドームでベネズエラ代表と対戦した。前半34分にDF酒井宏樹の代表初ゴールで先制したが、後半35分に酒井が献上したPKを沈められた。史上初となる新監督就任からの4連勝を逃した。

 試合後の会見に出席した森保一監督は「ウォーミングアップの時間もなかなか取れない中で最善の準備をしてくれた。ベネズエラも規律があり、良い守備から良い攻撃が出来るチーム。(そのチームを相手に)集中を切らさず選手がやってくれた」と振り返った。

 DF酒井宏樹の先制点後も2列目の選手が好機を演出し続けたが、流れの中から得点を奪うことができず同点弾を許す展開に。「先制点を取って、優位に進められたことは良かった。無失点に抑え、追加点を奪って勝つことができれば一番良かったと思いますが、相手も非常に力があるチーム。1点奪われたというのをこれからの良い課題にしていければいい」と話した。

 また指揮官はFW陣についても言及。報道陣からは今回招集外のFW武藤嘉紀(ニューカッスル)、FW久保裕也(ニュルンベルク)の名前も出たが「もちろん彼らのことは招集リストには入っていますし、選択肢にも入っている。けがであったり、呼ぶタイミング、彼らのチームでの立ち位置もある」とし、「大迫は非常に良い選手ですし、彼に変わる選手はなかなかいないのが現状。だからこそ、いろんな選手に経験してもらって選手層を厚くできるように、力になってくれる選手を育てなければいけないと感じている」と話した。

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