元日本代表の川口能活、GKコーチで協会入り「若い選手に伝えていきたい」

2018年12月8日6時8分  スポーツ報知
  • 96年アトランタ五輪のブラジル戦でファインセーブを連発したGK川口
  • 07年アジア杯でPKを止めるGK川口

 元日本代表GKでJ3相模原を最後に今季限りで引退した川口能活(43)が、GKコーチとして日本サッカー協会入りを要請されていることが7日、分かった。関係者の話を総合すると、東京五輪世代以下の育成年代を中心に指導する立場を取るという。

 炎の守護神が代表スタッフから指導者人生を始める。W杯に4大会連続出場した川口は、日本代表GK史上最多の国際Aマッチ116試合に出場。英チャンピオンシップ(2部相当)のポーツマスやデンマーク1部のノアシェランでプレーしたほかJ2、J3にも在籍。協会側は豊富な経験を高く評価し、指導歴がないながらも異例のオファーを提示。すでに川口と面談を持ったという。

 今後は森保一監督が兼任するA代表と東京五輪世代のU―22代表の活動が重なる機会も増えていくため、スタッフも2チーム分が必要になる。その場合は川口が一時的にU―22代表に帯同し、重ならない場合は、さらに下の年代別代表やJFAアカデミーなどで指導することも検討されている。将来的に監督就任への意欲もあることから、指導者ライセンスの取得を継続していく構えだ。

 川口は相模原との契約を来年1月31日まで残しているため、来年1月のアジア杯(UAE)に出場するA代表には帯同しない方針。本格的な活動は2月からで、各クラブのキャンプ視察を行う可能性もある。今月2日に現役ラストゲームを終えたばかりで「自ら体を動かして、若い選手に伝えていきたい」と現場での指導に強い意欲を示している。指導者への第一歩を、代表スタッフとして踏み出すことになりそうだ。

 ◆川口 能活(かわぐち・よしかつ)1975年8月15日、静岡・富士市生まれ。43歳。清水商高(現清水桜が丘高)3年で全国高校選手権優勝。94年に横浜Mに入団し、97年にA代表デビュー。ポーツマス(イングランド)、ノアシェラン(デンマーク)を経て2005年に磐田へ移籍。J2岐阜を経て16年に相模原へ。W杯4大会連続出場、国際Aマッチ通算116試合出場。J1通算421試合、J2通算43試合、J3通算43試合出場。

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