大迫勇也「アジアカップは優勝しかない」…報知プロスポーツ大賞表彰式

スポーツ報知
報知プロスポーツ大賞の受賞者たち(左から)岡本の代理・読売巨人軍石井一夫代表取締役社長、新垣比菜、井上尚弥、今平周吾、大瀬良大地、御嶽海、西野朗前日本代表監督、大迫勇也、福原愛さん、山川穂高の代理・西武ライオンズ飯田光男常務取締役

 報知新聞社制定「2018報知プロスポーツ大賞」の表彰式が26日、都内のホテルで行われた。

 6月のロシアW杯で2大会ぶりの16強進出を果たし、「特別賞」に選出されたサッカーW杯日本代表チームを代表して西野朗前監督(63)と、エースのFW大迫勇也(28)=ブレーメン=が出席。大迫は年明けから始まるアジア杯に向け、「チームを引っ張っていくつもりですし、優勝しかないと思っています」と宣言した。

 W杯では1次リーグ初戦のコロンビア戦の後半28分、CKを頭で合わせ勝利に貢献。08年度の全国高校サッカー選手権で対戦した相手選手が、当時の大迫のプレーに「半端ない」と脱帽した発言が再び注目され、今年の流行語大賞にノミネートされた。

 大迫は「ぼくが発したの(言葉)ではないので、複雑です」と笑わせる一方で、「サッカーに興味ない人にも知って頂いたので、プレーヤーとしてはありがたい」と感謝した。

 「日本代表がこのような賞を頂くのはありがたいこと。(W杯では喜びより)ベルギー戦の負けの悔しさが残っているので、4年後に借りを返したい」と意気込みを見せた。

 ◆大迫 勇也(おおさこ・ゆうや)1990年5月18日、鹿児島・加世田市(現・南さつま市)生まれ。28歳。鹿児島城西高から09年に鹿島入り。14年ドイツ2部1860ミュンヘンへ移籍し、ケルンを経て現所属。日本代表は13年7月の東アジア杯中国戦でデビュー。W杯は14年ブラジルから2大会連続出場。14年にタレントでモデルの三輪麻未と結婚。182センチ、73キロ。

 ◆西野 朗(にしの・あきら)1955年4月7日、浦和市(現さいたま市)出身。63歳。早大時代にFWで日本代表入り。卒業後は日立製作所(現柏)に入団し、90年に現役引退。94年にU―23日本代表監督に就任し、96年アトランタ五輪でブラジルを破る“マイアミの奇跡”を演出。その後は柏、G大阪、神戸、名古屋の監督を歴任。16年3月から日本協会で技術委員長を務め18年4月、日本代表監督に就任した。

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