南野拓実、“PKの呪い”払拭へ「勇気を持って蹴りたい」

スポーツ報知
代表合宿4日目、ミニゲームで激しく競り合う(左から)堂安、南野、守田

 来年1月のサッカー、アジア杯(UAE)へ向けた日本代表の国内合宿4日目が29日、千葉県内で行われた。

 MF・南野拓実(20)=フローニンゲン=がアジア杯で“PKの呪い”を払拭する。ゲーム形式でも軽快な動きを見せたアタッカーは、自身初のアジア杯へ「自分の力を示したいし、チームの力を証明したい」。中でもPKのキッカーについて「自分がもし蹴るチャンスがあるなら、勇気を持って蹴りたい」とうなずいた。

 日本は前回2015年大会、準々決勝のUAE戦でPK戦の末、MF本田、香川が外して敗退。南野も14年のU―19アジア選手権、準々決勝・北朝鮮戦のPK戦で失敗し、チームは敗退。U―20W杯出場を逃した“戦犯”となった。それでも「恐怖心はない。経験、実績がある選手が蹴るのはセオリーですけど、チャンスがあれば僕も蹴りたい」。ここまではFW大迫がキッカーの1番手だったが、南野がキッカーに名乗り出る可能性が出てきた。

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