【仙台】常田、気合の丸刈りでF東京を3戦連続完封だ

スポーツ報知
笑顔で練習に励むDF常田。気合の丸刈り

 J1ベガルタ仙台は13日のルヴァン杯グループステージの第2戦でF東京(午後7時、ユアスタ)をホームで迎え撃つ。12日は仙台市・紫山サッカー場での非公開練習で最終調整。3バックの中央で先発が濃厚なDF常田克人(21)は、昨季の同杯でF東京から2戦連続完封勝利に貢献した。今季も堅守を示し、リーグ戦出場へ向けてのアピールも決める。

 プロ4年目の常田が気合の丸刈りで試合に臨む。3バックの中央と左を主戦場にレギュラーを狙う21歳にとってルヴァン杯は重要なアピールチャンス。常田は「まずは無失点で抑えることを第一に、(セットプレーなどから)ヘディングでゴールも決めて勝利できたら最高ですね」と意気込んだ。

 一昨年のプロデビュー戦となったルヴァン杯の予選のF東京戦は0―6で敗れる苦い経験をしたが、昨季の予選では3バックの中央で堅守を示し、2試合連続完封勝利を収めた。「苦い記憶はもうない。むしろ良いイメージ。今年は今年なのでまた気を引き締めて戦いたい」と常田。187センチの希少な長身・左利きセンターバックは、リーグ戦でも主力に成長していくべき選手。まずは同杯で結果を残し、リーグ戦のポジション争いに食い込んでいく。(小林 泰斗)

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