小林祐希、1年半ぶり復帰の日本代表で“嫌われ役”に名乗り 「ガミガミやる」

スポーツ報知
コロンビア戦に向け練習する小林祐希

 サッカー日本代表は20日、親善試合の22日・コロンビア戦(日産ス)に向けて横浜市内で合宿3日目を行った。2017年11月以来、約1年半ぶりに代表復帰したMF小林祐希(26)=ヘーレンフェイン=が“嫌われ役”を買って出た。

 年齢は23選手の中で上から数えて8番目の26歳と中堅となり、「もうベテランなんでね」とニヤリ。20代前半の若手が多いチームを見渡し「協調性があって、優しくて温厚な人が多い。ピッチ上やメシの時にガミガミやらせてもらおうかな。性格的に俺タイプがあまりいない。嫌われるのも慣れてる。みんなが思ってて言えないこと、分かってるけどほっとかれてることを変えていきたい」と言い切った。

 磐田時代は本職のトップ下を主に務めたが、16年8月に移籍したヘーレンフェインではチーム事情もあってボランチを中心にプレー。日本代表では攻撃的なボランチのMF柴崎との争いも予想されるが、「誰とやっても、どこで出てもやることは同じ。自分はトップ下をやりたいけどボランチをやってるというのを悩むのは疲れた。(悩むのは)10周くらいした。ボールを前に運んでゴールを決めるシンプルなゲームなんで、純粋に楽しみたい」。与えられたポジションで自然体でプレーを貫く姿勢だ。

 初招集となった森保ジャパンの印象を聞かれ、「選手主体でみんなで話し合っていく感じがあった」。代表で活動については「今回の結果だけではなく、6月(南米選手権)、4年後、8年後と先につながるキャンプにしたい」と語った。

 強烈な左足のキックが持ち味で、森保ジャパンでは主に柴崎が務めるFKキッカーにも名乗りをあげた。「蹴りたい? 俺が蹴る! 自分の得意な位置ならアピールする。オランダでは5人くらいボールに集まってケンカになるからね(笑い)」と笑い飛ばした。

サッカー

×