【日本代表】コロンビア戦直前、森保ジャパンのポジション争いまとめ。MF、FW編

スポーツ報知
ピッチを走る香川真司(中央)と山口蛍(同左)ら日本代表

 日本代表は22日、親善試合でロシアW杯で勝利をおさめたコロンビアとの“再戦”を迎える。準優勝に終わったアジア杯からメンバー13人を入れ替えて臨む中、各ポジションで繰り広げられるレギュラー争いについてまとめる。

【ボランチ】

 アジア杯で攻守に存在感を示した遠藤は、負傷もあってシントトロイデンで今年に入って出場がなく今回は招集外。同じくヘタフェで出番がない柴崎は招集されたが、所属クラブで苦しい時期を過ごしていることは間違いない。そんな中、神戸で本調子を取り戻したロシアW杯組の山口、へーレンフェーンで不動のレギュラーとしてプレーする小林、川崎・守田の負傷によって追加招集されたF東京の橋本が招集。守備型の山口、橋本は同タイプと言える遠藤不在の間にどれだけアピールできるか。また攻撃力が魅力の小林は、試合勘が懸念される柴崎以上の存在感を発揮できれば、レギュラーの座を一気に奪い取る可能性もある。アジア杯中に負傷した広島の青山も今だ復帰していない。

【2列目】

 香川がロシアW杯以来の復帰。南野とのポジション争いに参戦した。右サイドは若い堂安と、G大阪時代の先輩に当たる宇佐美が激突か。左サイドではアジア杯を負傷で欠場した中島と、同杯に中島に代わって招集されたが不完全燃焼に終わった乾がしのぎを削る。今回はアジア杯から原口、伊東、北川が招集外となったが、さまざまなタイプの選手がそろう2列目は、屈指の激戦区と言える。

【FW】不動のエース大迫、ニューカッスルで出場機会を失っている武藤のアジア杯メンバーがともに招集外。シントトロイデンで今季12得点と結果を残した鎌田、札幌の鈴木がともに初招集された。大迫不在時のオプションは、アジア杯でもチームの課題となっただけに、新顔のふたりがアピールに成功すれば、今後も継続的にチャンスを与えられる可能性は出てくる。

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