【G大阪】クルピ監督「責任は私」開幕3連敗18年ぶり最下位…公式戦17戦勝ちなし

2018年3月11日7時0分  スポーツ報知
  • サポーターへあいさつに向かうG大阪イレブン

 ◆明治安田生命J1リーグ第3節 川崎2―0G大阪(10日・等々力陸上競技場)

 G大阪が川崎に0―2で敗れて開幕3連敗となり、18チーム制となった2005年以降では初、16チーム制時を含めると2000年以来18年ぶりの最下位に転落した。ルヴァン杯を含めた公式戦は今季開幕から4連敗で、5連敗を喫した12年以来。クラブ幹部はレヴィー・クルピ監督(65)の解任を否定したが、6年前は5連敗直後に監督を解任して最終的にJ2降格しており、14日のルヴァン杯・浦和戦(埼玉)は負けられない状況だ。

 昨季J1王者に全く歯が立たず、18年ぶりの最下位という屈辱にまみれた。シュートはわずか2本で、枠内は0。開幕から公式戦4連敗、昨季9月から17試合白星なしの惨状に、普段は温和なクルピ監督も「正直、これだけガンバらしさの出せない試合が続くとは想像していなかった。責任はすべて私にあります」と表情をゆがめた。

 17歳のFW中村、23歳のMF井出をJ1初先発のピッチに送ったものの、前半8分にコーナーキックからあっさり失点。後半10分には、川崎MF阿部の左クロスにMF家長がボレーで合わせる“元G大阪ホットライン”に追加点を許した。右MFで先発し、シュート0本に終わった中村は「自分の武器を発揮できなかった」と肩を落とした。

 日本代表MF今野と倉田が負傷離脱中で、指揮官は「中盤のバランスが悪い」と頭を抱える。打開策として元U―20ブラジル代表MFマテウス・ジェズス(20)を獲得したが、登録の都合上、出場は今月末以降となる見込み。今は攻守すべてに打開策が見つからない。

 試合後に取材に応じたクラブ幹部は「我慢です」と早期の監督解任を否定した。しかし最終順位17位でJ2に降格した12年は開幕から公式戦5連敗を喫し、セホーン監督が解任された例もある。「まだ時間はかかるかもしれませんが、必ず立て直します」とクルピ監督。6年前の悪夢を繰り返さないため、今は名将の言葉を信じるしかない。(金川 誉)

 ◆12年のG大阪 10年間指揮を執った西野朗監督に代えて元日本代表FW呂比須ワグナー氏を新監督に迎える予定だったが、Jリーグの監督資格を持っていなかったため、呂比須氏の恩師にあたるセホーン監督を招へい。呂比須氏をヘッドコーチに据えた。しかし開幕から戦術が浸透せず、3月だけでACL2試合、リーグ3戦に全敗。同26日にセホーン監督、呂比須コーチを解任した。コーチから昇格した松波正信監督も立て直しはできず、17位でクラブ史上初のJ2に降格した。

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