【神戸】イニエスタ、８２８１人の前で「８」ユニ披露「優勝」「アジア制覇」宣言

　神戸に新加入したスペイン代表ＭＦアンドレス・イニエスタ（３４）が２６日、ノエビアスタジアム神戸で行われた歓迎イベントに出席した。２４日に告知されたにもかかわらず集まった８２８１人のサポーターの前で初めて、バルサ時代と同じ背番号「８」が入ったユニホーム姿で登場。総立ちと大歓声で迎えられ「リーグ優勝、そしてアジアも制覇したい。たくさん練習して多くを学んで、ヴィッセル神戸というチームを皆さんと一緒に偉大にしていきたい」と力強く決意表明をした。

　約３０分間のイベントでは、リフティングやスタンドへのボールの蹴り入れなど、さっそく世界の技を披露した。その後は週明けからロシアＷ杯のスペイン代表合宿に参加するため、神戸空港から帰国した。楽天の三木谷浩史会長兼社長（５３）は「彼のバルサでの人脈は素晴らしい。そういうところから、ユースやアカデミーに貢献できるような人を連れてきたい」と“イニエスタネットワーク”を使って、今後バルサからさらなる優秀な人材の補強を示唆。神戸の立花社長も「もっと大きなニュースがありますよ」と不敵な笑みを浮かべるなど、神戸の世界戦略から今後も目が離せなくなりそうだ。