【仙台】元日本代表・関口、W杯での日本の躍進に刺激「このサッカーの熱を継続させたい」

スポーツ報知
ポゼッショントレーニングを行う関口(左)

 J1ベガルタ仙台は熊本キャンプ5日目の3日、大津町運動公園で、セットプレーの確認を中心に汗を流した。元日本代表のMF関口訓充(32)は、深夜のロシアW杯決勝トーナメント1回戦・日本―ベルギー戦をテレビ観戦。「日本が世界を驚かせたと思います。世界と堂々と戦える事を証明した。熱くなりました」とたたえた。

 FIFAランク61位の日本が、同3位のベルギーを相手に2点を先制したものの、後半ロスタイムに惜しくも逆転負け。「W杯前は、日本代表は大丈夫かと色んなところで言われていたけど、良い意味でそういう人たちの期待を裏切ってくれた」。強豪国に対して日本が示した可能性に、関口の心が震えた。

 この日、台風接近で、吹き付ける強風にも負けず、ピッチには関口の熱い声が響いた。2010年に1試合、11年に2試合、A代表を経験。「(香川)真司や長谷部(誠)さん…、一緒にプレーしていた選手が日本の中心。羨ましいなと思う気持ちもある。良いサッカーでした」と目を細めた。

 「このサッカーの熱を継続させたい。良い試合を見せていきたい」と気持ちを入れた関口。Jの舞台から、サッカーの魅力を届けていく。(小林 泰斗)

サッカー

×