【札幌】主力のDF福森、MF深井が帰ってくる…11日天皇杯福岡戦濃厚

スポーツ報知
ドリブルをする福森(左から2人目)

 J1北海道コンサドーレ札幌の主力たちが帰ってきた。

 右太ももの付け根を痛めていたDF福森晃斗(25)と、左膝痛で別メニュー調整していたMF深井一希(23)が7日、札幌・宮の沢で全体練習に加わった。ゲーム形式の練習ではともに主力組に入り、11日の天皇杯3回戦・福岡戦(レベスタ)出場が濃厚となった。

 患部に痛みを感じながら練習してきた福森だったが、「今は無理する時期じゃない」と2日から練習に参加せず、完治に努めてきた。同日に病院で検査した結果、異常も見られず、休養したことで疲労が原因で発症した痛みも取れた。「いつも通りにプレーすることができた。もう心配はない」と状態の向上を強調。「一つでも上に行きたいので。福岡戦に出るつもりで準備していく」と照準を合わせた。

 深井も天皇杯を復帰目標に定め、膝の状態を確認しながら調整してきた。患部には厚いテーピングが施されていたが「体力面も問題なかったし、膝はもう大丈夫」と不安を一掃。「監督が決めることだが、自分としては天皇杯に出たいと思っている」と意を強くした。

 2人が帯同しなかった4日のJ1鹿島との練習試合は、1―5と完敗した。今季14試合に出場する福森と、同11試合の深井の戦線復帰は、チームにとって大きな力になる。(砂田 秀人)

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