【なでしこL】フライブルク移籍の浦和・猶本光、日テレ完封し「サッカーってこんなにパワーが出るんだ」

2018年7月8日22時17分  スポーツ報知
  • 退団セレモニーで、笑顔でサポーターへの感謝を語った猶本光

 なでしこリーグ杯予選最終節は8日、浦和駒場スタジアムなどで行われた。A組の浦和はドイツ1部リーグ・フライブルクに移籍するなでしこジャパンのMF猶本光(24)がフル出場。首位の日テレを2―0で下した。チームは2位で予選敗退が決まっていたが、6年半在籍した浦和での最終戦で有終の美を飾った。

 リーグ3連覇中の日テレには今季、リーグ戦とリーグ杯を合わせて2戦2敗だったが、FW高橋はな(18)のプロ初ゴールなどで後半に2得点を奪い、守ってもシュート2本に抑える会心の勝利だった。猶本は「みんなで『無失点ワンチャン作戦』を考えていたので、うまくいって良かったです」とベンチメンバーと抱き合い、喜びを爆発。相手にボールを持たれる時間も多かったが「回されているというよりは、回させていると共通意識を持っていた。厳しいゲームにはなるかなと思ってましたけど、みんなで同じ絵を描いてプレーできれば、サッカーってこんなにパワーが出るんだと感じた。すごい最高でした」と声を弾ませた。

 2012年に福岡アンクラスから浦和に加入した。「サポーターの方の多さや熱さ、スポンサーの多さ。ビッグクラブっていうのにびっくりしましたね」。同年にU―20W杯で3位に貢献。脚光を浴びる中で戸惑いもあったというが「最初は何か良くわかんない状況になってたけど、たくさんの応援がすごいパワーになりました。ファンサ(ファンサービス)で1人1人話しをするのがすごい楽しくて、自分はそこで元気をもらってたなと思います」と感謝した。14年には開幕戦のINAC神戸戦で移籍初ゴールを含む2得点を決め、リーグ優勝も経験。なでしこジャパンにも選ばれるようになるなど、着実に成長した6年半だった。

 この試合を最後にドイツ1部・フライブルクに移籍する。海外挑戦の思いは以前から抱いていたが「パワーとかスピードとか、6年半やってきて、チャンレンジしたいと思える成長ができた」と決断。来年にはフランスW杯、2年後には東京五輪が控える。「毎日成長したい。一発勝負の舞台でもしっかり自分の力を出せるようになりたい」。さらなる飛躍を誓い、愛着あるチームに別れを告げた。

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