【鳥栖】フェルナンドトーレス、15日に来日し入団会見「22日デビューしたい」

2018年7月11日6時0分  スポーツ報知
  • J1鳥栖への加入が決まり、竹原社長(右)とメッセージが書かれたタオルマフラーを手にするフェルナンドトーレス((c)S.D.CO.,LTD.)

 元スペイン代表FWフェルナンドトーレス(34)が10日、J1鳥栖に移籍することを発表した。昨シーズン限りでのAマドリード(スペイン)退団決定後、早くから交渉が重ねられてきたが、一時は破談説も浮上するなど行方は二転三転。欧州をはじめ、米国、中国など複数クラブがオファーする争奪戦を、鳥栖が制した。15日に来日し、都内で入団会見を行う予定。

 世界屈指のストライカー、フェルナンドトーレスが、Jリーグにやってくる。10日にスペインで会見を開き、鳥栖への移籍を発表。「最初に僕に興味を持ってくれたクラブだった。スポーツと生活の計画で納得させてくれた。フランス、ドイツ、他のヨーロッパからもオファーがあったが、ヨーロッパでの経験は既にあるので考えに入らなかった。日本とJリーグは素晴らしい経験になると思う」と思いを口にし、出席した鳥栖の竹原稔社長と握手を交わした。その後、背番号9のユニホームと記念撮影。鳥栖は公式ツイッターに、トーレスが「誤報じゃないよ!ほんトーレス!」、竹原社長が「来てくれてありがトーレス!」と書かれたタオルをそれぞれ持った写真を掲載し、加入を歓迎した。

 やっと鳥栖の猛アプローチが実った。今季でAマドリードを退団したトーレスに対し、竹原社長は5月に渡欧して正式にオファーした。だが、条件面が折り合わず結論は先延ばしに。同30日にはJリーグ公式サイトで、「鳥栖が完全移籍で加入することを発表しました」などと書かれた記事が一時的に閲覧可能となる“フライング発表”がなされ、Jリーグが謝罪文を掲載する前代未聞の騒ぎも起きた。6月に入り、再び竹原社長が渡欧。最終交渉を重ね、年俸約8億円で最終合意の寸前とみられた。ところが金銭面での隔たりなどにより契約には至らず、破談説も浮上していた。

 「無敵艦隊」と評されたスペイン代表でW杯3大会に出場し、2010年南アフリカ大会で優勝。13年コンフェデレーションズ杯では大会最多の5ゴールで準優勝に貢献した。南アW杯優勝メンバーのMFアンドレス・イニエスタ(34)もJ1神戸へ加入が決定。盟友対決にも期待が高まり、早ければ11月10日(ノエスタ)にも実現する。

 神戸の元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキ(33)はツイッターで、「ようこそ日本へ。ピッチで会おう」と歓迎。トーレスも「15日から登録が始まる。準備できているか分からないが、22日のホーム(仙台)戦でデビューしたい」と気合十分。「神の子(エルニーニョ)」の異名を持つスターが、日本で新たなキャリアを歩み始める。

 ◆フェルナンドトーレス本名フェルナンド・ホセ・トーレス・サンス。1984年3月20日、スペイン・マドリード州フエンラブラダ生まれ。34歳。Aマドリードの下部組織で育ち、2001年にトップ昇格。リバプール、チェルシー、ACミランを経て15年にAマドリードへ復帰。チェルシーでは11―12年季に欧州チャンピオンズリーグ、12―13年季に欧州リーグを制した。スペイン代表通算110試合38得点。10年南アフリカW杯優勝。08、12年欧州選手権を連覇し12年は得点王。185センチ、78キロ。

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