【清水】テセ、長期離脱 右太もも裏6~8週間

スポーツ報知
スタッフに支えられ、ピッチから引き揚げる鄭大世(中)=11日の甲府戦より=

 J1清水エスパルスのFW鄭大世(34)が長期離脱することが13日、分かった。11日の天皇杯3回戦・甲府戦で右太もも裏を負傷。ヤン・ヨンソン監督(58)はこの日、検査の結果肉離れと診断されたことを明かし「(復帰には)時間がかかる。6~8週と聞いている」と説明。リーグ再開前に暗雲が漂った。

 テセは低調だったFWクリスランに代わって後半開始から出場。だが患部に違和感を訴え、同33分に交代。この日はクラブハウスで治療に努めたという。

 同戦は0―1の完封負け。18日に迎えるリーグ再開・C大阪戦(アイスタ)を前に、計算できるベテランの離脱は大きな痛手だ。定位置を争うクリスランは「シャープな動きが足りていない」(ヨンソン監督)と本調子ではなく、得点力の低下が懸念される。新外国人のFWドウグラス獲得も発表されたが、来日したばかりですぐにフィットできるかは未知数だ。背番号9の復帰まで、一丸で乗り切るしかない。

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