【C大阪】敵地で3失点…リーグ再開黒星スタートにW杯戦士の山口「相手より走れなかった」

スポーツ報知

◆明治安田生命J1リーグ 第十六節 清水3―0C大阪(18日・IAIスタジアム日本平)

 C大阪が、リーグ再開戦で3失点の惨敗を喫した。前半から相手にペースを握られ、なかなかパスが通らない苦しい展開。前半11分に先制を許し、同28分にも追加点を決められるなど、我慢の時間帯が続いた。

 後半からは立て直し、FW杉本健勇(25)が果敢にゴールを狙ったが、1点が遠かった。FW柿谷をけがで欠く中、孤軍奮闘した元日本代表は「今日は完敗。そこは切り替えるしかない。チャンスもあったし決めきれなかったのはダメだけど、感覚は上がってきている。それをどれだけ結果として表せるか」と次戦に向けて前を向いた。

 ロシアW杯に出場した日本代表MF山口蛍(27)は、決勝トーナメントのベルギー戦以来となる公式戦の出場となった。ボランチとして攻守で豊富な運動量は見せたが「試合の入りから相手の方が来ていたし、単純に相手よりしっかり走れなかった。それが一番の敗因」と反省を口にした。また中央から攻めるのか、サイドを崩すのか、攻め方が定まらなかったことも課題に挙げ「もっとうまく攻めないと。後半からはサイドから攻めたけど、単調になってしまった。横の揺さぶりができなかった」と振り返った。

 チームは真夏の12連戦に突入。中3日で迎える22日の浦和戦(ヤンマー)に向けて、尹晶煥監督(45)は「うまく修正して次の試合では良い姿を見せてくれるはず。負けてしまったけど、試合をどうこなせばいいか改めて考える結果になった」とこれから続く長い戦いを見据えた。

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