【富山】FW大谷、プロ&学生の“二刀流”で「ゴール決めたい」

スポーツ報知
初ゴールに意欲を見せる富山・大谷(中)

 J3カターレ富山の特別指定選手、金沢学院大FW大谷駿斗(21)が、初ゴールに意欲を見せた。

 20日は次戦21日のアウェー・藤枝戦(17時、藤枝サ)に向け、富山市内で行われた最終調整の全体練習に参加。セットプレーの練習などにも加わり、汗を流した。

 11日付で特別指定選手として承認されると、16日のホーム・鳥取戦(1〇0)の後半29分から途中出場でデビュー。スピードあふれるプレーを見せ、シュートも1本放った。

 「緊張して最初の方はミスが多かったけど、シュートを打ってから、リラックスして試合に入っていけたと思います」と振り返った。

 50メートルを5秒9で走る快足が持ち味。「スピードを生かして、相手の裏に出たり、駆け引きができれば、もっとチャンスを作れると思う。ゴールを決めて、チームに貢献したい」と目を輝かせた。

 金沢学院大は現在、北信越大学リーグ2部。2016年度以来の1部復帰を目指して奮闘中だ。1トップの大谷は、得点ランクトップタイの6ゴールを決めている。「まずは1部を目指して、リーグでは得点王を取りたい。それ以外にも得点に絡むプレーをしていきたい」と、プロの舞台でも、学生としても貪欲にゴールを狙っていく。

 石川県出身で、隣県の富山のチームでJリーグのピッチに立った。「試合に出られてビックリしたけど、もう一員なので、積極的に試合に絡んでいきたい。あした(藤枝戦)も出場したいし、出たら初ゴールを決めたい。石川県の方にも見てもらえる機会が増えると思うので、活躍したいですね」と闘志を燃やした。

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