【浦和】ベルギー移籍の遠藤、新天地では「ボランチで勝負したい」

スポーツ報知

◆明治安田生命J1リーグ第17節 C大阪1―1浦和(22日・長居)

 ベルギー1部シントトロイデンへの完全移籍がクラブ間合意している浦和の日本代表DF遠藤航が渡欧前最後の公式戦をアウェーでC大阪と戦った。前半8分、今季浦和から完全移籍したC大阪のMF高木俊幸に先制されるも、後半33分、FW興梠慎三が今季6点目となる同点ゴールを決め、1―1で引き分けた。遠藤は試合後、「勝って行きたかったですが」と悔しさを表した。

 遠藤は3バックの右でフル出場した。1点を追いかける展開に、積極的にボールを奪い、カウンターの起点になろうと努めもした。2年半在籍した浦和では、ストッパーのほか、右サイドバック、ボランチで活躍。そのポリバレント性も評価されロシアW杯メンバー入りした。しかし、大会では出番がなく、「悔しさが残った。どう今後につなげるか」と言う。新天地では「ボランチで勝負したい。今回、そういうオファーを頂いた」と話し、代表引退を表明したフランクフルトMF長谷部誠の後継者を目指す挑戦をベルギーから始める。

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