【広島】09年鹿島に次ぐ7差独走 勝ち点41ターン

スポーツ報知
後半、ゴール前で攻め込む広島・柏(右)

◆明治安田生命J1リーグ第17節 名古屋0―0広島(22日・豊田ス)

 広島が、盤石の態勢でシーズンを折り返した。中断期間中に即戦力を補強した最下位の名古屋に押し込まれる場面も目立ったが、要所を締め、勝ち点1をゲット。開始時間の午後6時で33・6度という酷暑の中、「できるだけ(暑さは)考えないように。無になった」とDF千葉。集中力を切らさず2試合連続完封した選手に対し、城福浩監督(57)も「守備の組織を保つことは簡単ではない。最後までよく戦ってくれた」とねぎらった。

 前半戦を13勝2分け2敗の勝ち点41。2位のF東京に7差の独走態勢でシーズンを折り返した。05年からの現行制度(18クラブ1ステージ。15、16年は2ステージ)では、09年の鹿島(勝ち点42)に次ぐ勝ち点を稼ぎ、シーズン最多勝利の23勝(15年広島、16年浦和、17年鹿島)や最多勝ち点74(15年広島、16年浦和)を更新する可能性も十分ある。

 指揮官は「途中交代の選手が得点できないと、勝ち点3を重ね続けるのは難しくなる」と慢心はない。次期日本代表監督に就任が確定しているU―21日本代表の森保一監督(49)が指揮した15年以来3年ぶりのリーグ制覇に向け、隙を見せることはない。

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