【浦和】ベルギー移籍の遠藤、ラストマッチはドロー
スポーツ報知

◆明治安田生命J1リーグ第17節 C大阪1―1浦和(22日・長居)
ベルギー1部シントトロイデンに完全移籍する浦和の日本代表DF遠藤が渡欧前最後の試合にフル出場し、1―1で引き分けた。「勝って行きたかったです」。試合後はサポーターに深々とお辞儀し、勝利を届けられなかったことをわび、感謝の気持ちを伝えた。
3バックの右で先発し、カウンターの起点になろうと努めた。浦和ではボランチや右サイドDFも務め、万能性も評価されてW杯メンバー入りしたが、出番は無かった。新天地では「ボランチで勝負したい。今回、そういうオファーをいただいた」とポスト長谷部を狙う。
かねて海外志向があった。ベルギー1部は欧州移籍の見本市にもなり、ステップアップ、22年カタールW杯を見据える。「守備のところの自分の良さを出した上で、ゴールに関わっていくプレーもやっていきたい」。25日に出国し、日本代表DF植田直通が完全移籍したセルクル・ブルージュとの開幕戦(28日、ホーム)でのデビューを目指す。