【F東京】世界基準カウンターで今季最多タイ5発快勝

スポーツ報知
前半45分、F東京・田辺がGK飯倉と競り合い、シュートを放ち、この日2点目のゴールを奪う(左は横浜M松原)(カメラ・川口 浩) 

◆明治安田生命J1リーグ第17節 F東京5―2横浜M(22日・味スタ)

 “世界基準”のカウンターがさく裂し、今季最多タイの5得点で大勝した。9戦負けなしで、首位・広島との勝ち点差を7に縮めた長谷川健太監督(52)は「たくさん点が入って良かった。自分たちのサッカーができたと思います」とたたえた。

 前半8分にDF太田が直接FKを沈めて先制すると、以降は前がかりになった相手に対して何度もカウンターを仕掛けた。圧巻だったのは前半45分の3点目。自陣ゴール前でボールを奪ったDF森重が中盤のMF東へつなぐと、DFラインの裏へ走ったMF田辺がゴールへ流し込んだ。ロシアW杯で日本代表がベルギーに決められた決勝点をほうふつとさせる、わずか13秒での得点だった。古巣の応援に駆けつけた日本代表DF長友も「最高の試合。カウンターもすごいスピードで繰り返していた。あれだけ走れると、世界のトップでもついてこれない」と絶賛。世界レベルのカウンターを武器に初優勝を目指す。(井上 信太郎)

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