【C大阪】8・8スルガ銀行杯 インデペンディエンテと対戦

スポーツ報知
スルガ銀行CSの会見に出席した(左から)C大阪の山口、日本サッカー協会の田嶋会長、C大阪の尹晶煥監督

 8月8日に大阪・ヤンマースタジアム長居で開催される「スルガ銀行CS」の会見が24日、キンチョウスタジアムで行われた。今年で11回目の開催となり、昨年のルヴァン杯王者・C大阪と、南米のクラブ選手権のひとつである「CONMEBOLスダメリカーナ」を制したアルゼンチンのインデペンディエンテが対戦する。

 ロシアW杯後、国内では最初の国際大会ということもあり、日本サッカー協会の田嶋幸三会長(60)は「Jリーグの進化を問う試金石になるし、世界におけるJリーグの現在地を示す試合になる。Jの実力を示してほしいし、Jに世界基準を植え付けてほしい」と期待を寄せた。会見に出席したC大阪の日本代表MF山口蛍(27)も「南米のチームと対戦できる期間は貴重な場。チャレンジャーのつもりで相手に挑んでいきたい。勝てるように最善の努力をする」とベストを尽くすことを誓った。

 C大阪は7月18日の清水戦から9月初旬まで中2、3日での連戦が12試合の過密日程が続き、今大会も厳しいコンディションの中での試合となる。尹晶煥監督(45)は「Jリーグのクラブを代表して出場するので、重みを感じる部分はある。日程がハードな中で大会が入っているので大変だとは思うが、良い経験になる。チームのプライドをかけて戦わなければいけない」と気を引き締めた上で「この暑さは相手からしたら耐えにくい暑さなので、うまく利用することができたらいい」と連日の猛暑も味方につけるつもりだ。

 昨年大会では、浦和が、チャーター機が墜落し選手やチーム関係者が不慮の死を遂げたブラジルのシャペコエンセと対戦した。後半ロスタイムに浦和のMF阿部が決勝点を決めて1―0で勝利し、日本勢の通算対戦成績を6勝4敗とした。

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