【甲府】金園先制弾も1―2で千葉に痛恨逆転負け

スポーツ報知
逆転負けを喫し厳しい表情でサポーターにあいさつする甲府イレブン

◆明治安田生命J2リーグ第25節 千葉2―1甲府(25日・フクアリ)

 甲府は敵地で千葉と対戦し、1―2で逆転負けした。リーグ戦では5月26日のホーム・大分戦(6〇2)以来、9試合ぶりに先発復帰を果たしたFW金園英学が前半15分に先制。左サイドからのFW堀米勇輝のFKを頭で合わせてゴールネットを揺らした。だが6分後の同21分に同点を許し、後半37分には千葉のMF為田大貴に頭で決められ、万事休した。

 上野展裕監督は「ピンチもあったがチャンスもあった。決めきれずに逆転負けにつながってしまった。守備は、集中力を欠いていた部分があった」と厳しい表情。金園はスタメン復帰戦で結果を残したが、後半の立ち上がりにもチャンスを逃す場面もあり「あれを決めていたら流れもうちに来ていたので…」と悔しそうに話した。

 1年でのJ1復帰を目指す甲府だが、自動昇格圏の2位とは勝ち点差が「12」と厳しい状況が続く。それでも上野監督は「まだ(試合は)続いていく。前を向いてやるしかない。次の試合に向けいい準備をする」と必死に気持ちを切り替えていた。

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