【札幌】宮沢、後半戦白星発進へ、休養より練習「自信を持って戦っていきたい」

スポーツ報知
ボールをキープするMF宮沢

 J1北海道コンサドーレ札幌MF宮沢裕樹(29)が、痛みを押してピッチに立ち続ける。左アキレスけん痛で25日の練習を休んだ宮沢が26日、札幌・宮の沢でフルメニューを消化した。患部の状態は万全ではないが「プレーするには問題ない。去年も同じ箇所を痛めたけど練習をやりながら治したので」と休養よりトレーニングを選択し、復調に努めていく。

 28日にはアウェー・名古屋戦が控える。最下位の名古屋は、今夏、5選手を獲得。4月にホームで対戦し、3―0で勝った時とは、メンバーも大きく変わっている。そんなライバルの大幅な戦力増強は逆手に取る。宮沢は「新しい選手がたくさん来たことで、うまくいかない部分もあると思う。自分たちは同じメンバーでやってきた。その部分で上回れる」と言った。1月のキャンプから培ってきた結束力で、後半戦白星発進を飾りにいく。

 25日にC大阪が鹿島に敗れたため、順位は4位に上がった。「前半戦はまだ未熟な面がある中でもこの順位にいられた。後半戦も勝ち点を稼げるように、自信を持って戦っていきたい」。更なる躍進へ、主将が先頭に立って、チームをけん引していく。(砂田 秀人)

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