【札幌】名古屋戦は台風影響で延期 1日の長崎戦へ「しっかり準備」

スポーツ報知
パスを出す三好(右)(左は小野)

 目標の日本代表入りへ、J1北海道コンサドーレ札幌MF三好康児(21)が、新指揮官へ結果でアピールする。日本代表の新監督に森保一氏(49)が就任。1月のU―23アジア選手権でU―21日本代表の監督と選手として臨むなど、一緒に戦ってきた森保氏について、三好は27日、「イメージは持ちやすい」と歓迎した。

 森保氏は2020年東京五輪の監督も兼務する。U―21代表で主力を務める三好は、同氏の言葉を思い返した。「スプリント一つでも、普段の練習からこだわりを持つ。どんな試合であっても結果を求める。代表というのはそういうところと言われてきた」

 植え付けられた勝負に対する貪欲さを、札幌でもひたむきなプレーで示し、攻撃陣の中核を担ってきた。活躍が認められ、フル代表入りの声が高まる現状に「チームで結果を出すことが代表につながる。1つ1つの試合を大事にしていきたい」。今後も存在感を出し続け、夢への道を切り開く。

 28日に予定されていたアウェー・名古屋戦は、台風12号の影響で中止が決まった。「長崎戦に向け、しっかり準備していきたい」。気持ちを切り替え、5試合ぶり勝利へ、三好が8月1日の次節も全力でピッチを駆け回る。(砂田 秀人)

 ◆ペトロヴィッチ監督「長崎戦で結果出す」

 名古屋に向かう直前の札幌・宮の沢で、名古屋戦中止の報が入った。ミハイロ・ペトロヴィッチ監督(60)は「ここに照準を合わせてやって来たので、試合ができるのが最善ではあったが…」と口にしながらも「我々は与えられた条件の中で次に向けて準備していくだけ。長崎戦で結果を出すことが第一」と影響のないことを強調。28日はオフに変更し、リフレッシュした状態とし、次戦のアウェー・長崎戦での勝利を目指す。

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