【新潟】主将の磯村亮太が長崎に完全移籍

　Ｊ２の新潟は３０日、元日本代表で主将のＭＦ磯村亮太（２７）が、Ｊ１の長崎に完全移籍することを発表した。

　２０１７年７月に１５年在籍した名古屋から加入した磯村は「突然ですが、このたびＶ・ファーレン長崎に移籍することになりました」と報告し、「シーズン途中にキャプテンという立場にも関わらず、チームに迷惑をおかけする決断をしてしまい申し訳ありません。新潟で過ごした日々は、僕にとって素晴らしい時間でした。多くの方に助けてもらい、温かくしていただき、本当に感謝しかありません」とチームに感謝した。

　移籍について「自分の立場やチームの状況、さまざまなことを考え、思い悩みましたが、一選手として限りあるサッカー人生の中でもっと成長したい、もっとチャレンジしたいという思いが日々強くなりました。この１年間、ファン・サポーターの皆さんに恩をお返しすることができませんでしたが、どんなときでも温かい声援を送っていただけたこと、ビッグスワンの素晴らしい景色は忘れません。本当にありがとうございました」とコメントした。

　磯村は、２０１２年２月のアイスランド戦（長居）でザッケローニ監督に国内組中心の日本代表に初選出されたボランチで、センターバックも務める。