【仙台】本拠7戦未勝利…最下位・名古屋に1―2

スポーツ報知
前半40分、名古屋・前田に追加点を許し、悔しがる仙台・板倉(左端手前)、ぼう然とする関(左端奥)、頭に手を当てる富田〈17〉。〈11〉は石原

◆明治安田生命J1リーグ第19節 仙台1―2名古屋(1日・ユアテックスタジアム仙台)

 ベガルタ仙台は、ホームで名古屋に1―2で敗れ、ユアスタでのリーグ戦は、3月31日の長崎戦(1〇0)後、7戦勝利なし。順位は暫定10位に沈んだ。

 最下位の名古屋は、今夏の補強で5選手を獲得。元柏・DF中谷進之介(22)、元F東京・DF丸山祐市(29)、元横浜M・DF金井貢史(28)、元松本FW前田直輝(23)の4選手が先発に並んだ。

 開始早々アクシデントが仙台を襲った。今夏、G大阪から期限付き移籍で加入し、3戦連続スタメンのMF矢島慎也(24)が前半7分のドリブル中に負傷、同9分にDF永戸勝也(23)と交代した。攻撃の起点の1人を失ったが、共にインサイドハーフとして先発したMF奥埜博亮(28)は「早い交代で多少きついところはあったが、そこはみんなでカバーした」と冷静に試合を進めた。だが前半30分、ブラジル人FWジョー(31)に先制弾。同40分には前田に追加点を決められた。

 後半8分にMF中野嘉大(25)の今季リーグ戦初ゴールで反撃し、同35分には194センチFWハーフナー・マイク(31)を投入して逆転を狙ったが、新戦力DF3人を加えた相手の守備を崩しきれず、名古屋にリーグ戦16試合ぶりの勝利を献上。渡辺晋監督(44)は「今日こそサポーターに勝利の歓喜を届けたかった」と肩を落とした。(小林 泰斗)

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