【清水】鳥栖に競り勝ち4年ぶり3連勝!ドウグラス、技ありPK

スポーツ報知
前半20分、PKを決めるドウグラス(右)

◆明治安田生命J1リーグ第19節 清水1―0鳥栖(1日・IAIスタジアム日本平)

 清水エスパルスは鳥栖に1―0で競り勝ち、4年ぶりの3連勝をマークした。前半20分、FWドウグラス(30)が2戦連発となる先制PK。守備も隙なく、2試合ぶりの完封勝利をマークした。

 イメージできていた。前半20分、ドウグラスは自ら仕掛けて倒されPKを獲得。元日本代表GK権田の意表を突き、ふわりと浮かせて虎の子の1点を挙げた。「GKが先に動いたからループを狙った」。先月24日に第1子が誕生したMF金子と共に満面の笑みで“ゆりかごダンス”を披露した。

 日本でのプレーは広島などに続き4チーム目。背番号は自身初となる49を選んだ。「4は奥さんの、9は母の誕生月なんだ」。家族は近日中に来日予定。2戦2発の新助っ人はさらに乗りそうだ。

 守備陣の集中も光った。素早い寄せでピンチを潰し、1対1でも競り負けなかった。元スペイン代表FWトーレスはシュート0と仕事をさせず。DF立田は「相手に名前があってもやることは同じ。走る、声出すとみんな基本ができている」とうなずいた。

 この日のマッチデーパートナーは毎春キャンプを張る鹿児島市。11年から行われている「鹿児島デー」はこれで6勝2分けと不敗を継続した。次は5日に敵地・鹿島戦。オレンジ軍団が真夏の連勝街道を突き進む。(武藤 瑞基)

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