【磐田】土壇場の大井弾で千金ドロー…意地の一発、今季初得点

スポーツ報知
後半、G大阪・ファビオと競り合う磐田・大久保(右、カメラ・石田 順平)

◆明治安田生命J1リーグ第19節 磐田1―1G大阪(1日・ヤマハスタジアム)

 ジュビロ磐田はG大阪と1―1。試合終了間際にDF大井健太郎(34)のゴールで追いついたが、これでW杯中断期間明け4戦連続ドロー。5月5日の13節・柏戦以来の勝利はならなかった。

 ゲーム主将の意地の一撃だった。1点を追う、試合終了間際。DF大井は最前線に上がり、クロスからFW川又が落としたボールを頭で押し込んだ。好セーブ連発の日本代表GK東口からゴールをこじ開け、同点。「堅碁(川又)を信じて点が入りそうなところに入った。日本で1番のGK東口から取れてよかった」。後半37分にG大阪FW黄義助に今季公式戦4戦連発6失点目を献上し、同じ相手に公式戦4連敗が頭をよぎっただけに、4戦連続ドローは大きい。

 大井は今季初得点。昨年自己最多の5得点を挙げただけに、「この勢いで点を続けられればいい」。DF新里が後半3分に負傷退場。離脱する可能性もあり、大井にかかる期待は高まる。だが「(再開後)負けてないことをポジティブにとらえたい」と前向きだった。(山田 豊)

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